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中学/高校正規留学

歴史と伝統のある私立校 名門パブリックスクールへ留学

イギリス

イギリス 教育制度

卒業という概念のないイギリスの教育制度では、学年数をYearで表し、義務教育はYear11(16歳)までとなっている。義務教育最後のYear11の最終学期末に全国統一テストGCSEを受験し、その結果を元に進学や就職など進路の判断をされ、その後の2年間は進路に基づき職業専門校と進学準備校に進路が分かれる。GCSEの評価方法は、試験のスコアはもちろん、過去2年間の授業の評価なども含まれる。結果は、各科目ごとにA~Gの7段階で評価され、その成績が義務教育修了の証となる。

就職系の生徒は、Further Educationと呼ばれるキャリアコースに、進学系の生徒は、6th Form(Higher Educationton)呼ばれる進学向けコースにそれぞれ進む。

進学希望者は、6th FormにてGCE-ASレベルとGCE-Aレベルという2つの全国統一テストに備えた授業を2年間かけて受け、志望大学での専攻に必要な科目統一テストを受験する。成績はA~Eランクで合格で、成績により進学先の大学が決定する。ちなみにイギリスでは、約100校程度の大学があり、1校を除き全て国立大学である。多くの大学は、GCSE(Cレベル以上)とGCE-Aレベルの成績が必要となる。大学は、3年間で修了する。

イギリス 高校留学のしくみ

イギリスでは、両親がイギリスの納税者でない限り、公立高校に進学することはできない。よって留学生は、基本的に私立高校への進学となり、留学生のほとんどはボーディングスクールと呼ばれる寮制の私立校へ入学することになる。留学時期の学年がGCSEの試験課程であるYear10~11にあたる場合は、2年間での試験合格は非常に難しいため、通常は1つ下の学年に入って準備期間を設ける。

また、イギリスではEFL(English as a Foreign Language)プログラムがあり、留学生がはじめからイギリス人と一緒に授業を受けるのは難しいので、まず英語学校でEFLプログラムを受けることになる。中高生を教える経験を積んだ専門職員によるクラスが多く、留学センターがあるところでは英語の研修を行っているところもある。

イギリスの教育制度は、日本やアメリカ、カナダなどと大きく異なるので、イギリス留学希望の際は、英語力、年齢、進路希望などをしっかりと当センターアドバイザーまでご相談を。

イギリス 高校留学の魅力

古き良き伝統と最新のテクノロジーがうまく調和したイギリスのボーディングスクールは、中世のお城や貴族の館などがそのままキャンパスとして使われたり、歴史を感じることのできる環境となっている。パブリックスクールと呼ばれる伝統のある一部のボーディングスクールもあり、留学生の受け入れも。学校は、非常に少人数制となっており、個別のケアを受けることができる。ただ、費用が高いことでも有名で、教育制度の違いなどから、高校留学の進学先としてはメジャーとはいえない。

ニュージーランド 高校正規留学の予算

イギリスは私立高校への留学のみ可能となっている。

年間費用 公立高校 不可
私立高校 400万円〜600万円(学費・滞在費含む)

イギリス スクールライフ

イギリスでは9月にスタートし、翌年の7月に1つの学年が終わる3学期制が主。1学期は9月から12月、2学期は1月から3月、3学期は4月から7月となっており、それぞれの学期の半ばに1週間ほどのハーフタイム休暇がある。また学期と学期の合間にはクリスマス休暇やイースター休暇など長い休暇も設けられている。学校は月曜から土曜の週6日制で、土曜は午前中のみ。授業は一般的に9時からスタートし、一コマ約40~50分程度となっている。午前中4コマ、午後3コマという方式になっており、午前中にティータイムの休み時間が設けられているのもイギリスならでは。

全国統一カリキュラムに沿っており、学年があがるにつれて選択科目の数が多くなり、さらにメディアスタディや演劇、陶芸、作曲や旅行学といったさまざまなユニークな科目を学ぶことができる。1クラスは多くて20人となり、生徒一人一人の個性を尊重し才能や能力を最大限に伸ばしていくことに重きを置いているのがイギリスの教育。その為、講義形式の授業だけでなく、生徒が積極的に討論をしたり、意見を述べたり、さらにはリサーチしたレポートをまとめたりと積極性を高める授業形式が採られている。その為、英語に自身のない留学生はなれるまで大変だろう。しかし、勉強ばかりでなく課外活動も熱心な学生達なので、クラブ活動や地域活動は学校教育の一環となっており、皆積極的に参加している。

イギリス 高校リスト

Westonbirt School

  • 高校形態: 私立、女子校
  • 地域: テットベリー
  • 環境: 田舎
  • 規模: 小規模
  • 滞在: 学生寮

イギリス南西部最大の都市ブリストルから車で約1時間ほどの場所にあるテットベリーにある女子ボーディングスクール。創立1928年と大変歴史のある学校で、質の高い教育を行っています。広大なキャンパスは、緑に溢れ、さながら大きな公園のような雰囲気で、中にはゴルフコースも完備しています。

Kent College Pembury

  • 高校形態: 私立、女子校
  • 地域: タンブリッジウェルズ
  • 環境: 田舎
  • 規模: 小規模
  • 滞在: 学生寮

ロンドン南東部、車で約45分程度の場所にあるタンブリッジウェルズ近郊にある女子ボーディングスクールです。生徒数約360名でうち日本人留学生は数名(1~5名程度)が学んでいます。小規模・少人数のレベルの高い教育を行っており、時代に応じたIT科目も必須としており、最先端の人材育成を目指している。

イギリスの環境

風土と気候

全体的に平坦な地勢。北海道よりも北に位置しているが、暖流の影響で気温はそれほど低くはならない。梅雨はなく、夏は乾燥しているため比較的過ごしやすい。秋の訪れが早いが、冬の寒さはさほど厳しくは無い。

生活習慣

イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの地域からなる連合王国。生活は一見質素で不便に見えるが、物資主義ではなく精神的な豊かさを求める人が多い。礼儀を大切にし、個性をとても重視する傾向がある。

交通機関

都市によってバスや地下鉄、路面電車などが走っており、路線網が発達してるため乗りこなすと便利。

物価

日本に比べて物価は非常に高め。都市部、郊外など地域によって異なるが、一般的には2倍~3倍程度を考えておこう。マクドナルドのセットは1,000円以上、スターバックスのコーヒーも900円程度する。