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アメリカ

アメリカ

UNITED STATES OF AMERICA
首都 ワシントン特別行政区
面積 9,628,000km²
人口 316,942,000人
公用語 英語
主要都市 ニューヨーク、シアトル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、シカゴ、ボストンなど
アメリカマップ
  • 基本情報
  • 主要都市
  • 学校リスト

歴史文化

今日の世界に存在している国民国家の大部分は、植民地支配に抵抗して独立を勝ち取ったいわゆる新興国家であるが、1776年にイギリスから独立を宣言したアメリカはいわば世界史上初の新興国家だ。

古くは、古代からのアメリカ先住民の時代を経て、ヨーロッパ各地からの移民がはじまり、東のニューイングランド地域から次第に西へと移民が拡大し、太平洋まで到達したのが有名なゴールドラッシュ。それ以来1776年まではヨーロッパ各国の植民地であった。独立後は次第に州が増えていきスペイン、フランス、メキシコ等から国土の割譲を受けて、現在のアメリカ合衆国になっていく。50州のうち一番最近加わったのは、日本人の馴染み深いハワイで、1898年のことである。

「人種のるつぼ」といわれるほど、世界各国からの移民が多いのも大きな特徴の一つで、多種多様な人がいるからか、平等に対する意識が高く、何ものにも囚われない自由さを尊ぶ。自由という点では、独立宣言もいうように、アメリカの独立そのものが国民個々人の自由の確保を目的としていた。それだけに自由はアメリカ社会の基本的な価値とされ、自由とアメリカは深く結びつけられている。しかし、アメリカ国民を人為的、意識的に統合する信条として自由が用いられ、そのために自由主義以外の思想に対して不寛容になりがちなことにも留意しておきたい。

政治

「隣の芝生は…」というやつかもしれないが、自分で国家元首を選べない日本人にとって羨ましいのが、アメリカの大統領制だ。任期は4年で、1951年の憲法修正によって2期8年以上の再選は禁じられている。4年ごとにめぐってくる大統領選挙の年には、その年の前半にまず共和党・民主党の大統領候補者が各州で党の集会や投票をし、やがて全国的な党大会を開いて、それぞれの党の大統領候補者としての指名を争い、年の後半に両党の大統領候補者が全国的に選挙戦を展開する。

日本人にとって大統領制ほど注目度はないが、連邦議会についても少し説明しておこう。
議会は上院と下院からなり、下院議員は任期2年、人口50万人に1人の割合で各州に割り振られ、1選挙区1議席の小選挙区制で選出される。上院議員は各州から2名ずつ選出されるもので、任期が6年。議員の3分の1が2年ごとに改選されていく。上院の議長は副大統領があたり、ここにかろうじて行政部と立法部が結びつけられている。ちなみに、現在の議員数は下院435名、上院100名で、計535名。その徹底した合理性からか、日本よりも広い国土と人口を持ちながら、日本の衆・参両院合わせた議員数よりも少ない議員数で行政を動かしている。2009年にはアフリカ系初の大統領(バラク・オバマ氏)が就任。

経済

大きな経済規模を持ち、その技術開発力と生産力、消費力で世界経済を引っ張る存在である反面、富裕層と低所得者層の格差は大きい。2000年代の初期に入ると、ITバブルの崩壊によって好調だったアメリカ経済は減速する。
2001年9月11日には同時多発テロが発生、これにより国家資源を軍事に転換させることになる。
2008年にはサブプライムローン問題を発端に、不動産価格の下落から深刻な世界金融危機が起きた。そんな中、自動車業界では原油価格の暴騰や、労働賃金や年金などのコスト高といった構造、格付け会社の引き下げが資金調達をより困難にさせ、アメリカ産業の象徴とも言われた企業群を倒産に追いやることになった。

気候

日本の25倍の国土を持つアメリカなので、季節と場所によって気候も異なる。とくに北と南の気温差は激しく、マイアミなら1、2月でも海水浴が可能だが、五大湖周辺はマイナス10度を超える日も珍しくない。太平洋岸は日本と比べれば1年を通しての気温差が少なく、フロリダを除く南部は日本の気候に近い。内陸部の冬は厳寒、夏も意外に暑く、日本に比べて厳しい気候といえる。

観光客が増えるのは一般的に5月末から9月始めにかけて。この季節は、アメリカ南部を除けばいいシーズン。南部、とくにフロリダ周辺は暑いうえに湿度も高く過ごしにくい。南西部やカリフォルニアなら冬はさほど寒くないので1年を通してよいシーズンと言える。

治安

誰もがまず思いつくことは「民間人も自衛のために銃の使用が許可されている国」ということではないだろうか。実際、銃による犯罪は後を絶たないが、「自分は外国にいる」という最低限の危機意識を持てば必要以上に怖がる必要はない。
特に都市部においては、特定のエリアのみが危険地域として知られ、一般的にそれほど治安の悪さを実感することはないだろう。もちろん、危険地域や治安の情報はしっかりと収集しておく必要はあるのでガイドブックを利用したり、現地でつながりのある友人や講師などに尋ねたり、気を付けるようにしよう。基本的には、人通りの少ないところや夜間の外出などに気をつけていれば、犯罪から身を守ることができる。

物価

大都市では比較的モノの値段は高いといえるが、それでも日本の物価と同レベルである。田舎に行くほど日常で必要なものは安くなる傾向にある。季節のセールとなるとかなりの値下げがあり、またアウトレットだと年中安い値段で洋服等を購入することができる。各州によってかかる税金(消費税など)の比率が違うの要注意。全体としては、一部(ホノルルやニューヨーク)を除き、日本より安いと考えて問題ない。

交通

広い国土を持つアメリカは飛行機での移動が一番便利と言えるが、日常生活では自動車での移動が欠かせない。日本との違いは右ハンドルか左ハンドルだけ、というわけではなく、赤信号でも右折は可能(地域によっては禁止しているところもあり)、緊急車両が通るときは自動車を停止させる等独自のルールがあるので気をつけよう。また、国中を横断しているグレイハウンドバス、列車など様々な移動手段があるので目的によって使い分けることをお勧めする。都市部では地下鉄等が整備されており便利。

言語

建国の歴史から英語が事実上の国語。近年増加傾向にある中南米からの移民はスペイン語を話すため、スペイン語を学ぶ人も多く、街中では看板等の表記は英語とスペイン語が併記されることも多い。

時差

アメリカ本土には5つの時間帯がある。
なお、ハワイ時間を除く地域においては3月の第2日曜日午前2時から11月の第1日曜日午前2時まではサマータイム(Summer Time)を採用しており、標準時間よりそれぞれ1時間早くなる。

東部時間(Eastern Time) 日本マイナス14時間(サマータイム期間:マイナス13時間)
中部時間(Central Time) 日本マイナス15時間(サマータイム期間:マイナス14時間)
山岳部時間(Mountain Time) 日本マイナス16時間(サマータイム期間:マイナス15時間)
太平洋時間(Pacific Time) 日本マイナス17時間(サマータイム期間:マイナス16時間)
ハワイ時間(Hawaii Time) 日本マイナス19時間

祝祭日

1月1日 元旦 New Year's Day
1月の第3月曜日 キング牧師誕生日 Martin Luther King Jr.'s Birthday
2月の第3月曜日 ワシントン誕生日(大統領の日) Washington's Day(Presidents' Day)
5月の最終月曜日 戦没者追悼記念日 Memorial Day
7月4日 独立記念日 Independence Day(The 4th. of July)
9月の第1月曜日 レイバーデイ Labor Day
10月の第2月曜日 コロンブスの日 Columbus Day
11月11日 退役軍人の日 Veterans Day
11月の第4木曜日 感謝祭
12月25日 クリスマス Christmas Day

※ これらは公的な祝日であり、独自の祝日を設定している州もある

電圧について

アメリカでは電圧が120Vで周波数が60Hz(日本は電圧は100V、周波数は50もしくは60Hz)。多少の差であれば使えないことはないと思われる が、コンピュータや携帯電話などの精密機器の場合は、変圧器を利用した方がよい。プラグは日本と同じ2本ピンのAタイプが多いがアメリカ専用のアダプター を用意した方がよい。

電話について

市内電話はそのままの相手番号を押せばよい。市外電話の場合は「1」をプッシュしてから市外局番、電話番号。公衆電話から電話をする場合、最低50セントが必要。

タバコ・お酒について

米国で法的に喫煙が認められている年齢(smoking age)は18歳。また、米国で法的に飲酒が認められている年齢(drinking age)は21歳。近年、タバコについては身体に害があるものとする傾向が一段と強くなっているので公共の場での喫煙ができなくなっているところが多い。 アルコール類はスーパーやコンビニでも購入できるが、身分証明書を提示を求められる。各州によって数時間違うもののバーなどでは、お酒を提供できる時間に 制限がある。タバコについては、ほとんどの公共施設で吸えなくなる傾向にあり、レストランやバーも全面禁煙というのも珍しくない。

郵便

アメリカから日本への普通郵便(ハガキや封書)は約1週間で着く。2009年現在でハガキは世界どこへでも98セント。封書は重さや大きさ、送る相手国のグループ(日本は3)によって料金は異なる。

ニューヨーク

ニューヨーク

ニューヨーク州、ニューヨーク市はアメリカ北東部の大西洋に位置し、2008年現在で人口1950万人を抱えるアメリカ一の大都市。「ビッグアップル」や「眠らない街」と呼ばれるニューヨークは、1624年、オランダ人の手によって交易場として築かれた町。

1785年から1790年まではアメリカ合衆国の 首都としての役割を担った。市内には、世界的に知られた地区ソーホー、マンハッタン、ブロンクスなどや自由の女神像、ウォール街、エンパイア・ステート・ルディングなどのランドマークが数多くある。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の犠牲となったワールドトレードセンターもその一つであった。

夏期は一般に高温・湿潤で、平均最高気温は26 - 29°C、平均最低気温は17 - 21°C。冬の最も冷え込む1月の平均気温は0°C、零下になる日は年平均75日、また零下15°Cを下回る日は年平均1日ある。マンハッタンでは自動車保有率が25%と言われるほど低く、ニューヨークの公共交通機関の利用率はアメリカ合衆国国内でも一番高い。地下鉄や鉄道網、バス、タクシーが整備されているため、移動は便利。
ニューヨークにはニューヨーク近代美術館(MoMa)やグッゲンハイム美術館、アメリカ自然歴史博物館、セントラルパーク、タイムズスクエア、ミュージカ ルなど、有名な観光地が集まる。野球ではニューヨークメッツやニューヨークヤンキースがあり、見どころに困ることはない。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 6℃ 5℃ 11℃ 14℃ 20℃ 25℃ 27℃ 26℃ 24℃ 18℃ 11℃ 6℃
平均最低気温 -7℃ -7℃ -1℃ 5℃ 12℃ 17℃ 21℃ 20℃ 16℃ 8℃ 3℃ -5℃
降雨量 73mm 72mm 99mm 89mm 85mm 80mm 90mm 100mm 84mm 78mm 96mm 89mm

ロサンゼルス

ロサンゼルス

カリフォルニア州にあるアメリカ第二の大都市。都市名である「Los Angels」はスペイン語に由来しており、英語の「the angels」にあたる。第二次世界大戦では軍事物資の需要増加により潤い、人口が増加、それに伴い商業も発展した。西海岸最大の金融拠点になるとともに貿易の拠点としての地位も高まった。

観光地としてはハリウッド、ビバリーヒルズ、サンタモニカ、ディズニーランドのあるアナハイムなどがある。公共交通機関は地下鉄など整備されつつあるが、やはり主流は自動車である。

南米からの移民が多く、スペイン語を話す人口も多い。一方昔から労働力としてアジア系の移民を受け入れており、日本人街リトルトーキョーやチャイナタウン、ベトナム系のリトルサイゴンなどもある。気候は1年を通して温暖だが、冬場は雨も多く朝晩は10℃前後まで下がる。夏の日中は気温が40℃近くまで上がることもあるが、乾燥しているため夕方を過ぎると涼しくなり、夜は15℃近くまで下がって肌寒くなることがある。雨量は年間を通して少ない。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 19℃ 21℃ 21℃ 22℃ 23℃ 26℃ 29℃ 29℃ 28℃ 26℃ 23℃ 20℃
平均最低気温 9℃ 9℃ 10℃ 12℃ 14℃ 16℃ 18℃ 18℃ 17℃ 15℃ 12℃ 9℃
降雨量 94mm 76mm 61mm 31mm 5mm 8mm 1mm 3mm 8mm 5mm 48mm 51mm

シアトル

シアトル

航空機のボーイング社(現在はシカゴへ移転)、マイクロソフト、スターバックス、アマゾンドットコムなど大企業の誕生の地であるシアトルは、アメリカ北西部最大の都市である。
夏は涼しく冬も緯度の割に寒くないが冬場は雨の降る日が多い。スポーツ天国のシアトルは大リーグのシアトル・マリナーズが有名だが、アメリカンフットボールやスキー・スノーボードのウィンタースポーツも楽しめる。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 7℃ 10℃ 11℃ 14℃ 18℃ 20℃ 22℃ 23℃ 20℃ 15℃ 11℃ 9℃
平均最低気温 1℃ 2℃ 3℃ 5℃ 8℃ 10℃ 12℃ 12℃ 10℃ 7℃ 4℃ 2℃
降雨量 152mm 102mm 102mm 51mm 51mm 50mm 25mm 23mm 50mm 76mm 127mm 152mm

サンフランシスコ

サンフランシスコ

カリフォルニア州ではロサンゼルスに並ぶ大都市。ロサンゼルスと共にカリフォルニア経済、金融、工業の中心地として知られるサンフランシスコのイメージは温暖な気候にケーブルカーや坂の多い霧の街といったところだろうか。

1月の最低気温の平均は8°Cで、最高気温の平均は14°C。8月の最低気温の平均は13°Cで、最高気温の平均は22°C。観光地としてはフィッシャーマンズワーフ、ゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島などがある。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 14℃ 16℃ 16℃ 17℃ 18℃ 18℃ 19℃ 20℃ 19℃ 17℃ 14℃ 14℃
平均最低気温 8℃ 9℃ 9℃ 10℃ 10℃ 17℃ 12℃ 13℃ 13℃ 12℃ 11℃ 8℃
降雨量 112mm 77mm 78mm 34mm 10mm 4mm 1mm 2mm 7mm 28mm 73mm 91mm

サンディエゴ

サンディエゴ

カリフォルニア州ではロサンゼルスに次ぐ第二の都市。ロサンゼルスからは約200km南に位置する。海軍基地があることなどから軍関係の企業が発展、それに加えハイテク産業の企業が集結しつつある。メキシコとの国境があるこの街にはアジアからの企業の駐在員も多く滞在している。
美しい海岸線のまわりにはいくつもの街があり、年間を通してウォータースポーツが楽しめる。治安も比較的安全でロサンゼルスよりも物価は安い。

サンディエゴの気候は、雨が少なく温暖な地中海性気候。年間を通して穏やかな気候。サンディエゴの気温が最も高くなる8月には平均最高気温が25.4度となり、最も寒くなる1月には平均最低気温が9.4度になる。年間降水量は251.5ミリメートルしかなく、5月から10月まではほとんど雨が降らない。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 16℃ 18℃ 18℃ 18℃ 20℃ 22℃ 24℃ 25℃ 25℃ 22℃ 19℃ 17℃
平均最低気温 8℃ 10℃ 11℃ 13℃ 14℃ 15℃ 18℃ 19℃ 17℃ 15℃ 13℃ 9℃
降雨量 549mm 37mm 44mm 20mm 7mm 2mm 0mm 4mm 6mm 9mm 28mm 35mm

ラスベガス

ラスベガス

カジノ、ギャンブルで有名なラスベガスはアメリカ西部のネバダ州のネバダ砂漠にある。第二次世界大戦後、マフィアがホテルを建設し、カジノが収益を上げることがわかると次々とマフィアがホテルを建設するようになった。しかし、取締りが厳しくなるにつれ、マフィアはホテルやカジノを手放し、代わって不動産業者や大富豪が経営を引き継ぐことになる。
毎晩ショーが開かれたり、ホテル自体アトラクションを備えていたりと、ラスベガスは正に「眠らない街」である。

気候は冬で10℃~16℃、夏は38℃を超えることがある。治安は良いが、危険といわれる裏通りは他の街同様存在するので夜などの一人歩きは控えたい。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 15℃ 20℃ 22℃ 31℃ 32℃ 38℃ 41℃ 40℃ 33℃ 25℃ 19℃ 14℃
平均最低気温 3℃ 6℃ 9℃ 15℃ 18℃ 22℃ 26℃ 26℃ 20℃ 12℃ 8℃ 4℃
降雨量 13mm 12mm 10mm 6mm 5mm 2mm 11mm 14mm 8mm 6mm 11mm 8mm

ボストン

ボストン

北東部にあるマサチューセッツ州にある都市。アメリカの中でも最も歴史が古く同地域の経済的・文化的中心地である。市内及び周辺地域には多くの総合・単科大学があり、高等教育の中心地であるとともに、医療の中心地でもある。
この存在はハイテク産業を呼び寄せるなど経済に大きな影響を与えている。生活費はアメリカの中で最も高い街の一つである。

観光では、「フリーダムトレイル」と呼ばれる、中心部の道路に描かれている約4kmの赤い線をたどると州議事堂などアメリカ独立戦争にまつわる史跡16ヶ所を巡ることができる。その他、ハーバード大学、マサチューセッツ大学、ボストン美術館がある。

気候においては1年で最も暑いのは7月で、平均最高気温は28°C、平均最低気温は18°Cであり、湿度が高い日が多い。最も寒いのは1月で、平均最高気温が2°C、平均最低気温が-6°Cである。春から初夏にかけては、霧が出ることが多い。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 2℃ 3℃ 8℃ 13℃ 18℃ 23℃ 25℃ 24℃ 21℃ 16℃ 11℃ 5℃
平均最低気温 -5℃ -5℃ 0℃ 6℃ 11℃ 81℃ 21℃ 19℃ 12℃ 10℃ 5℃ -3℃
降雨量 101mm 94mm 105mm 95mm 89mm 74mm 68mm 94mm 87mm 85mm 107mm 114mm

シカゴ

シカゴ

ミシガン湖の南西岸に位置するシカゴは「ウィンディシティ(風の街)」「アメリカの中で最も標準的年(アメリカらしい都市)」などと言われる。
1920年代からトリビューンタワーなど高層建築物の建設ラッシュをむかえ、その後シアーズタワーやジョンハンコックセンターなどが建設され現在のシカゴの街を形成することになる。
シカゴには世界有数の先物商品取引所であるシカゴ商品取引所がある第二の金融都市でもある。シカゴ美術館、フィールド自然史博物館、現代美術館、ネイビーピアなど見どころも多い。

シカゴの治安は大都市としてはかなり安全ではあるものの、南部や西部の低所得者層が住む地域は危険地帯と考えられている。人通りの少ない裏通りや人気の少ない公園などは入らないようにしたい。

気候は冬は厳しく、氷点下になることが多い。夏は温暖な南西風の影響でかなり暑い。一日を通して温度差が大きいので服で調節するなど体調には気をつけたい。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 5℃ 4℃ 9℃ 13℃ 21℃ 24℃ 27℃ 27℃ 22℃ 28℃ 10℃ 6℃
平均最低気温 -12℃ -9℃ -3℃ 4℃ 10℃ 17℃ 20℃ 19℃ 15℃ 7℃ 0℃ -7℃
降雨量 38mm 34mm 67mm 91mm 83mm 95mm 92mm 106mm 95mm 60mm 73mm 62mm

マイアミ

マイアミ

フロリダ州の南端に位置する。かつては漁場やかんきつ類の集散地として知られるが最近ではIC、コンピュータ、電子部品産業が発達、最先端工業地域となっている。

マイアミは南米出身者が約5割を占めている。冬でも海で泳げるくらいの気候のマイアミには寒い地域から寒さを避けて移り住んだり、暖かい気候を楽しむ人も多い。
保養地のイメージの強いマイアミだが、中南米系の貧民や難民が大量に流入してきたり、麻薬取引の温床となってしまうこともあり、犯罪発生率は高い。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 24℃ 24℃ 25℃ 26℃ 27℃ 28℃ 29℃ 30℃ 29℃ 27℃ 25℃ 23℃
平均最低気温 16℃ 15℃ 19℃ 23℃ 25℃ 26℃ 27℃ 27℃ 26℃ 24℃ 20℃ 18℃
降雨量 53mm 52mm 48mm 83mm 167mm 283mm 152mm 178mm 205mm 181mm 69mm 47mm